LIVE AIDの活動の前に説明しておかなければならないのが、1984年のBAND AID名義による”Do They Know It's Christmas?”です。発案者はBoomtown RatsのBob Geldof。エチオピアの飢饉救済を目的として、UKの若手アーティストを中心にメンバーが集められました。
それが後に発展し、LIVE AID(コンサートを中心とした募金活動)となり、のちにU2のBonoとワイクリフ・ジーンが共演して話題となったNET AID(インターネットを中心とした募金活動)へと発展していきました。
LIVE AIDは、イギリスのロンドンでスタートし、アメリカのフィラデルフィアへバトンタッチするという形で行われました。このコンサートの模様は日本にも衛星中継され、当時多くの人が目にしたことでしょう。開催日は1985年7月13日。
目玉はLed Zeppelinの再結成でしたが演奏は決して良いとは言えず、この映像によってJimmy Pageのギター・テクニック論争に再び火が付いてしまいました。Robert Plantも高音が出ずに苦しそうな表情でした。一方Mick Jaggerは、Hall & Oatesらをバックバンドにソロで出演。Tina Turnerをステージに引っぱり出しての”State Of Shock 〜 It's Only Rock'n Roll”では、短い巻きスカートをMickにいきなり剥ぎ取られたTinaが、世界中の視聴者にその姿をさらけ出してしまいました。唯一クイーンの復活はなかなか見ごたえがあります。
最後は、Bob Dylan、Keith Richards、Ron Woodによるアコースティック・ギターのみの演奏で締めくくられました。